配偶者との関係悪化によりうつ病を発症。障害基礎年金2級が認められたケース

女性(40代/無職)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給金額:1,023,700円

相談時の状況

この方は年金事務所に相談に行ったが説明がよくわからず、お電話からのお問い合わせでした。

10年位前に呼吸困難になり、救急車で運ばれたとのことです。

仕事をしても長く続かず経済的にかなり困窮しているとのことでした。

しかしながら、かなり記憶が曖昧で近所に住んでいらっしゃるお姉さん、お母さんと確認しながら進めるという形でスタートしました。

就労支援先からは「障害の状況が支援できる状態ではない。」と言われたとのことでした。

 

社労士による見解

お姉さんとも確認したところ、救急車で運ばれた事実は病院に通院したしばらく後であることが分かりました。

症状は呼吸困難、冷や汗、震え、頭痛、無気力感から始まったとのことです。

薬の副作用により過食も起き体重の増加にも苦しんだとのことです。

細かくヒアリングさせていただくと障害年金を申請する意味が十分にあると感じました。

 

受任してから申請までに行ったこと

初診が平成27年ということでした。

8年前ということもありますが当時は幻聴もあったということで記憶の順番がかなり曖昧でした。

近所に住んでいるお姉さんに当時から助けられていたということで、ヒアリングの際は毎回同席していただいて根気強く丁寧にヒアリングさせていただきました。

合計8回のヒアリングにより正しい状況を資料に落とし込むことが出来ました。

相談後にご本人の意思により転院がありました。

新しい病院では診断書作成のタイミングを医師に確認し、参考資料をご本人から医師へお渡しいただきました。

内容的に現状とズレのない診断書が出来上がりましたので申請に進みました。

 

結果

無事、障害基礎年金2級に決まりました。

ご本人より、考えていた新しい生活を送りたいとのお言葉をいただきました。

お役に立てて何よりです。

今回は記憶の曖昧さ、医師へご自身の状況が正しく伝わっていないなど、ご自身で申請した場合、正しく審査されなかった可能性があったと思います。

今回も専門家である私たちが根気強くヒアリングさせていただく中で書類のポイントやご認識の穴を見つけ、それにより正しい病状を医師に届けることができ、最終的に正しい結果を勝ち取ることが出来たのではないかと考えております。

あなたは障害年金のルールを正しく理解されておりますか? あなたの本当の病状が医師に正しく届いていると感じておりますか? あなたの苦しい状況を正しく審査いただくため、納得できる申請書類が出来上がっておりますか?

障害年金の申請は初回こそが1番大事です。

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執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)

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