「何をしても楽しくない」が40代に増えるのはなぜ?年齢のせいと病気のサインを見極める重要性について社労士が解説

女性の写真あなたは、

「何をしても満たされない」
「以前は楽しめていた趣味に、心が動かなくなった」
「きっと歳のせいだと自分を納得させているけど、どこか違和感がある」

このような感覚を抱えていませんか?

この記事では、40代で「何をしても楽しくない」と感じやすい理由と、それが年齢的な変化なのか、それとも治療が必要な状態なのかを見分けるポイントや重要性を解説します。そして、万が一治療が必要になった場合に頼れる制度についても社労士が解説しますので、ぜひ参考にしてください。

40代の「何をしても楽しくない」はよくあること

40代になると、仕事では責任のあるポジションを任され、家庭では子どもの受験や親の介護が重なるなど、役割が一気に増える時期といわれています。さらに女性の場合は、更年期によるホルモンバランスの変化が意欲の低下に関わっていることもあります。

自分のための時間が後回しになりやすく、それにともなって「以前ほど物事を楽しめない」と感じる方は少なくありません。これは、決して珍しいことではなく、多くの人が人生のこの時期に経験しうる自然な変化のひとつと考えられます。

そのため、「自分だけがおかしいのでは」と思い詰める必要はありません。

「何をしても楽しくない」40代に見られやすい変化と病気のサイン

しかし、「歳のせい」「みんな同じようなものだろう」と片付けてしまってよいのか、判断に迷う場面もあるでしょう。見過ごさない方がよい変化としては、次のようなものがあります。

  • 2週間以上続いている
  • 趣味だけでなく、家族との関係や仕事・日常生活にも影響が出ている
  • 休んでも疲れが回復しない
  • 眠れない、あるいは寝すぎてしまう
  • 人と会うことを避けるようになった

これらに複数当てはまる場合、単なる年齢的な停滞感だけでなく、こころや身体の不調が関係している可能性も考えられます。ここで挙げた項目はあくまで目安であり、実際の診断には専門医の診察が欠かせません。

参考:5 ご家族の方へ|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト|厚生労働省

40代の「何をしても楽しくない」が続くときは専門家に相談を

「何をしても楽しくない」という状態が長引く背景には、うつ病や適応障害といった、こころの不調が隠れていることもあるといわれています。年齢のせいだと決めつけず、気になる変化が続く場合は、心療内科や精神科など専門の医療機関に相談してみることをおすすめします。

うつ病は、約16人に1人が一生のうちに一度はかかるといわれており、決して珍しいものではありません。とりわけ40代は、仕事や家庭でも責任のある立場のことが多く、受診をためらってしまう方も多い印象です。

しかし、うつ病は早期発見・早期治療によって回復が見込める疾患です。むしろ早い段階で受診したほうが、症状が重くなることを防げます。

参考:休養・こころの健康|厚生労働省

参考:体の不調はうつ病でも現れます。かかりつけ医へ相談してみましょう|厚生労働省 健康づくりサポートネット

治療が必要になった場合の生活を支える「障害年金」

もし受診の結果、うつ病などと診断され、治療のために休職や退職が必要になった場合、気になるのが生活費の問題です。ここでは、そうした場合に生活を支える制度について解説します。

障害年金とは

障害年金は、病気やケガによって生活や仕事に支障が出た場合に受け取れる公的年金です。

身体の障害だけでなく、うつ病などの精神疾患も対象となります。「治療のために休職・退職せざるを得なくなった」というケースでも、要件を満たせば受給できる可能性があります。

なお、適応障害などの一部の診断名は、原則として対象外とされる場合があります。ただし、その後の経過でうつ病相当の症状に至っているケースなど、状況によっては認定される可能性もあるため、気になる場合は専門家へご相談ください。

参照:障害年金|日本年金機構

障害年金を受給するための3つの要件

障害年金の受給には、主に次の3つの要件を満たす必要があります。

  • 初診日(心身の不調で初めて医療機関を受診した日)が証明できる
  • 年金保険料を一定期間納付しており未納がない
  • 障害等級に該当している

障害年金の等級や具体的な金額、受給のハードルについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

≫≫「うつ病だと障害年金はいくらもらえる?等級別の金額目安と受給の流れを社労士が解説」はコチラ

≫≫「うつ病で障害年金を受給するのは難しい?理由と対策を社労士が解説!」はコチラ

障害年金の申請手続きを社労士に相談するメリット

障害年金の申請は提出書類が多く、手続きも複雑です。社労士に相談することで、次のようなサポートが受けられます。

  • 曖昧になりがちな初診日の特定や、保険料納付要件の確認を手伝ってもらえる
  • 生活状況や症状を漏れなく伝えるための申立書作成をサポートしてもらえる
  • 医療機関とのやり取りや書類収集の手間を減らせる
  • 書類の内容を整えることで、受給や適切な等級の判定につながりやすくなる

煩雑な手続きを自分だけで進めるよりも、専門家の視点で準備を整えられるため安心感が違います。

気になる変化があれば専門家に相談しましょう

40代で「何をしても楽しくない」と感じるのは、役割の変化にともなう自然な反応であることも多く、決して珍しいことではありません。一方で、2週間以上続いている、日常生活に支障が出ているといった変化がある場合は、年齢のせいと決めつけず、専門の医療機関に相談することも検討してみましょう。

そのうえで、治療にともなう休職や収入減少への不安がある場合は、障害年金という選択肢があることを知っておいていただければと思います。

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

メール、LINE、お電話(土日も対応)、いずれの方法でも結構ですのでお問い合わせをお待ちしております。

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