【障害年金 ご相談事例】30歳代男性 うつ病、パニック障害、強迫性障害を患う仙台在住の男性からご相談を受けました

うつ病で悩む男性

ご相談内容

私の状況が少しでも伝わればと思います。

中学生の頃から不安定な精神状態に悩まされてきました。

最初に精神科を受診したのは2012年ごろで、その後も何度か別の精神科を受診しました。

今年の10月からは別の専門家に通院しています。

この間、仕事はほとんどできず、ウェブライターなどを試みましたが、収入はほとんどありませんでした。

毎日の症状は眠気と無気力感でいっぱいです。

頭がボーっとして、何もやりたくない時もあります。

自分で言うのも変ですが、典型的なうつ病の症状だと思います。

母親を5歳の時に亡くし、父親は中学生の頃から目が見えない状態になりました。

そのため、幼少期より自分で何とか家事を行い今に至っております。

家事について最低限はこなしていますが、誰かに頼ることもできず、生活はかなり苦しいです。

過去にはお風呂に10日入らないこともありましたし、部屋の掃除を半年間できないこともありました。

国民年金は2級からしか受けられないとのことですが、その評価基準が具体的にどのような範囲なのか理解できていません。

このような状況で、専門家の意見を求めている次第です。

 

社労士からの回答・見解

ご相談ありがとうございます。

症状をお伺いする限り、障害年金に該当をする可能性があります。

ただし、下記がポイントとなります。

①初診日の証明

初めてその症状で病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

健康状態が悪化し始めたのが11年前頃、とのご記憶から初診日の特定がカギになると考えられます。

➁初診日に加入をしている年金の種類

国民年金(障害基礎年金)は障害等級が2級または1級のみになります。

➂実際の申請について

初めて病院に行かれた時期、障害の状態、これまでの経緯などによりケースバイケースの検討、対応が求められます。

1つ1つ整理をしながら進めていきましょう。

お問い合わせください

この方と同じような症状の方、条件にもよりますが障害年金の対象の可能性があります。

一度お近くの専門家までご相談ください。

当事務所の相談は無料となります。

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※相談内容について専門家としてお答えするため下記の項目を最初にお聞きいたします。

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、

⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

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執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)