うつ病の30代男性からご相談いただきました

うつ病の30代男性からご相談いただきました

ご相談内容

私は30歳代後半の障害年金申請を検討している者です。

 

約10年前から健康状態が悪化し始め、うつ病と診断されました。

現在も症状は続いており、自己肯定感の欠如や記憶力の低下、コミュニケーション能力の低下などさまざまな症状を感じています。

 

仕事では、業務の納期に圧迫感を感じるほどの自信の欠如や記憶力の低下に苦しんでいます。

また、職場での同僚などに対する不信感とコミュニケーション能力の低下も深刻な問題です。

他人の批判的な言葉を耳にすると不安を感じ、他人との関わりを避けるようになりました。

 

ストレスから週末には不眠症に悩まされ、心身の疲労感や集中力の低下が生活の質を低下させています。

突発的な平衡感覚の喪失や聴覚過敏など、身体的な症状もあります。

 

現在も働いていますが、うつ病の状態では仕事に取り組むことは非常に困難です。

日常生活でも生きづらさを感じ、ここ(仙台市)での生活においても様々な困難があります。

障害年金の申請は、経済的な安定や医療費の負担軽減につながる一助となると信じています。

うつ病や障害年金の申請について考えていただけることを願っています。

 

社労士からの回答・見解

ご相談ありがとうございます。

症状をお伺いする限り、障害年金に該当をする可能性があります。

ただし、下記がポイントとなります。

 

①初診日の証明

初めてその症状で病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

健康状態が悪化し始めたのが10年前頃、とのご記憶から初診日の特定がカギになると考えられます。

 

➁初診日に加入をしている年金の種類

就労をされているということは「障害等級3級相当」とお見受けします。

3級は障害厚生年金にしかないのでご注意ください。

 

➂就労への制限について

就労はされているとのことですので、「職場でどのような配慮を受けているか」を書類にしっかり反映することが必要となります。

 

お問い合わせください

この方と同じような症状の方、条件にもよりますが障害年金の対象の可能性があります。

一度お近くの専門家までご相談ください。

 

当事務所は初回の相談は無料となります。

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたらどんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

まずはお電話か問い合わせフォーム・LINEでご予約ください

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※メールは24時間受付中

 

※相談内容について専門家としてお答えするため下記の項目を最初にお聞きいたします。

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、

⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)