双極性障害の女性からご相談を受けました

双極性障害の女性から、障害年金についてご相談いただきました。

ご相談内容

私は30代の女性です。

 

双極性障害と診断されてから10年間、辛い闘いを続けてきました。

この病気により、私の生活は大きく制限されました。

 

日々の生活では、極端な気分の変動があります。

時には興奮状態で無謀な行動に出てしまい、大きな借金を背負ったりしました。

その後は深い鬱状態に陥り、何も手につかない日々を過ごすこともあります。

 

この病気の影響で、定期的な仕事に就くことができず、経済的にも苦しんでいます。

収入が安定せず、生活費や治療費をまかなうことが難しくなっています。

さらに、家族や友人たちも私の状況を理解してくれず、孤立感と絶望感にさいなまれています。

 

私は障害年金の存在を知り、申請を考えています。

しかし、具体的な手続きや必要な書類についてはまったく知識がありません。

私の病状や状況が障害年金の申請結果においてどのような変化を及ぼすか心配です。

このままでは生活が破綻し、将来への希望も見出せない状況です。

 

専門家の皆様には、私の状況や病状に基づいたアドバイスやサポートをいただきたいと思っています。

障害年金の申請に関する具体的な情報や手続きについて、また受給額や支給方法についても知りたいです。

どうかお忙しい中、私の状況に対する助言をいただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

社労士からの回答・見解

ご相談ありがとうございます。

症状をお伺いする限り、障害年金に該当をする可能性があります。

ただし、下記がポイントとなります。

 

①初診日の証明

初めてその症状で病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

健康状態が悪化し始めたのが10年前頃、とのご記憶から初診日の特定がカギになると考えられます。

 

➁初診日に加入をしている年金の種類

国民年金(障害基礎年金)は障害等級が2級または1級のみになります。

厚生年金(障害厚生年金)に加入されていたご記憶がおありとのことですが、確実に裏付けを取ってから進める必要があります。

 

➂実際の申請について

初めて病院に行かれた時期、障害の状態、これまでの経緯などによりケースバイケースの検討、対応が求められます。

1つ1つ整理をしながら進めていきましょう。

 

お問い合わせください

この方と同じような症状の方、条件にもよりますが障害年金の対象の可能性があります。

一度お近くの専門家までご相談ください。

当事務所への相談は無料となります。

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたらどんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

まずはお電話か問い合わせフォーム・LINEでご予約ください

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※相談内容について専門家としてお答えするため下記の項目を最初にお聞きいたします。

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、

⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)