統合失調症の「親亡き後」はどうなる?お金の不安を軽減するための準備

【障害年金 ご相談事例】40歳代女性 東京出身の双極性障害を患う40代の女性からご相談を受けました

統合失調症のお子さんを持つ親御さまにとって、「自分が亡くなった後、わが子はどうなるのだろう」という不安は、常に心の片隅にあるのではないでしょうか。

とくに経済面での心配は大きく、将来への備えとして何をすべきか悩まれている方も多いはずです。

この記事では、統合失調症の方の「親亡き後」の課題と、その解決策の土台となる「障害年金」について社労士が解説します。

統合失調症の「親亡き後」に直面する3つの壁

親御さんが亡くなった後、統合失調症の方は主に3つの課題に直面するといわれています。

「住まい」の壁

まず挙げられるのが住居の問題です。親と同居していた場合、一人暮らしができるのか、グループホームや施設への入所が必要なのか判断が求められます。

賃貸の場合は、契約更新ができるか、あるいは家賃を払い続けられるかという問題が発生します。

「生活スキル」の壁

食事の準備、洗濯、金銭管理、服薬管理など、日常生活を自立して送るためのスキルも重要です。

どの程度のサポートが必要か、福祉サービスをどう活用するかなど、事前に現状を整理しておくことが大切です。

「お金(収入)」の壁

もっとも重要なのが、経済的な基盤です。親御さまの年金や収入で生活を支えている場合、親亡き後は収入が途絶えてしまいます。ご本人が就労している場合でも、体調に合わせて働き方を調整する必要があり、収入面での備えが重要です。

収入があれば、以下のように他2つの壁を乗り越える手助けにもつながります。

住まいの壁

家賃の支払いはもちろん、設備の整ったグループホームへの入所を検討できる

生活スキルの壁

ヘルパーを依頼したり、配食サービスを活用したりして自分ではできない部分を補える

お金がすべてではありませんが、経済的な基盤があってこそ選べる道が広がります。

お金が入ってくる仕組みとして「障害年金」を残す

親亡き後の長い人生を支えるためには、一度きりの遺産ではなく「毎月定期的にお金が入ってくる仕組み」が大切です。その有効な仕組みの一つに障害年金があります。

障害年金は、病気やケガによって生活や仕事に支障がある方を支えるために、国から支給される公的年金です。統合失調症も対象となります。

例えば、障害基礎年金2級に認定されれば、月額約7万円(年間約80万円※)の受給が見込めます。 この「毎月決まった日にお金が振り込まれる」という経済的な安心感は、精神的な安定にもつながり、ご本人のペースで生活を組み立てやすくなるでしょう。

※参照:障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額|日本年金機構

障害年金の申請はなるべく早めにおこないましょう

障害年金の申請は、親御さまが元気なうちに進めておくことをおすすめします。

障害年金の申請には、初診日の証明や診断書の取得、病歴・就労状況等申立書の作成など、多くの書類が必要です。症状や日常生活について細かく具体的に説明する必要もあり、ひとりで進めるには負担が大きく、途中であきらめてしまう方も少なくありません。

親御さまと一緒に対応することで、初診時の記憶を確認したり、これまでの経緯を整理したりと、スムーズに準備を進められる可能性があります。

「いつかやろう」と先延ばしにせず、今できることから始めることが、将来への賢明な備えとなるのです。

社労士に依頼することで誰にも知られずに手続きを進められます

障害年金の申請を考える際、「周囲に知られたくない」という思いを持つ方もいらっしゃるでしょう。

まず知っていただきたいのは、障害年金は老齢年金や遺族年金と同じく、国民の正当な権利であるということです。これまで納めてきた保険料があるからこそ、病気やケガという「保険事故」が起きた時に給付を受けられる、という仕組みです。

民間の生命保険で入院給付金を受け取るのと同じように、障害年金も「保険料を払ったから、いざという時に給付を受ける」のは当然の権利です。

また、障害年金を受給している事実は、ご本人やご家族が話さない限り、基本的に他者に知られることはありません。障害年金の受給者情報は、個人情報保護の観点から厳重に管理されており、年金は口座に直接振り込まれるためです。

それでも「申請手続きの過程で誰かに気づかれないか」と心配な場合は、社労士への依頼がおすすめです。社労士に依頼すれば申請手続きを代行してもらえるため、職場や近所に知られることなく、プライバシーを守りながら手続きを進められます。

さらに、専門知識がある社労士のサポートを受けることで、受給の可能性を高めることにもつながります。

まとめ:まずは無料相談でお気軽にご相談ください

統合失調症のお子さんを持つ親御さまにとって、「親亡き後」の心配は尽きないものです。

しかし、住まいや生活スキルの問題も、その土台となる経済的な基盤(障害年金)があれば、解決の糸口を見つけやすくなります。

「うちの子は受給できるだろうか?」

「初診日がいつかわからないけど大丈夫?」

「誰にも知られずに手続きしたい」

少しでも疑問や不安があれば、まずは専門家である社労士へご相談ください。 当事務所では、無料相談を受け付けております。 一歩を踏み出すことが、お子さんの未来を守ることにつながります。ご連絡をお待ちしております。

お問い合わせください

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

メール、LINE、お電話(土日も対応)、いずれの方法でも結構ですのでお問い合わせをお待ちしております。

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