「お風呂がめんどくさい」はうつ病のサイン?働けなくなる前に知っておきたい収入面の対策

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「お風呂がめんどくさい…」と感じることが増えていませんか。また、そんな自分を「だらしない」と責めてしまっていませんか。

今回は、お風呂に入ることが億劫に感じる場合に考えられるリスクや、状況が悪化する前に知っておくべき知識と、収入面での不安を軽減できる制度について社労士が解説します。

「お風呂がめんどくさい」と感じるのはうつ病のサイン?

入浴という行為は、一見シンプルに見えて実は複雑です。服を脱ぐ、温度を調整する、体を洗うといった、健康なときは無意識にこなせる工程も、脳のエネルギーが低下している際には一つひとつが大きな負担に感じます。

これは、セロトニンなどの脳内物質が下がることで起こる、意欲低下の典型的な症状といわれています。脳の高度な処理能力が低下するため、「何から手をつければいいかわからない」「考えるだけで疲れる」という状態に陥りやすいのです。

お風呂以外にも、料理や部屋の片付けなど、段取りが必要な日常動作が億劫になっている場合は、心のSOSかもしれません。

参考:4 うつ病を防ぐ|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト|厚生労働省

お風呂がめんどくさい状態を放置した場合に起こるリスク

「少し疲れているだけ」と、お風呂が面倒な状態を無視して頑張り続けるのはおすすめしません。

とくに注意が必要なのは、「忙しくてどうしても時間が取れない」というわけではないのに「気力が湧かずに何日もお風呂に入れない」というケースです。

うつ病の症状として「身だしなみに構わなくなる」ことがあり、医師は入浴などのセルフケア能力が保たれているかを、重症度の判断材料にしています。目安として以下のような状態が挙げられます。

  • 毎日お風呂に入っている→そこまでひどい状態ではない
  • 週1回だけ我慢して入っている→意欲がかなり低下している
  • 2週間に1回も入らない→治療が必要なレベル

2週間に1回もお風呂に入らない状態だと、「何もしたくない」という意欲低下がかなり進行している状態です。

初期のサインを見過ごして無理を続けると、ある日突然朝になっても起き上がれなくなったり、仕事に行けなくなったりする可能性もあります。また、症状が重くなるほど回復に時間がかかります。

「もう少し頑張れるはず」と自分を追い込む前に、早めに医療機関を受診することが大切です。

参考:3 うつ病の治療と予後|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト|厚生労働省

安心して休むための経済的不安を軽くする制度

「休みたいけど収入が心配」という方のために、知っておきたい制度があります。

傷病手当金

会社員や公務員が加入している健康保険には、病気やケガで働けなくなったときに給与の約3分の2を通算1年6ヶ月受け取れる「傷病手当金」という制度があります。

うつ病で休職する場合も対象になるため、治療に専念しながら一定の収入を確保できます。申請には医師の診断書が必要です。

参照:傷病手当金|全国健康保険協会

障害年金

うつ病などの精神疾患で日常生活や仕事に著しい支障が出ている場合、障害年金を受給できる可能性があります。症状が一定以上重く、長期間継続している場合に支給される公的年金です。

ここで非常に重要なポイントがあります。障害年金の受給要件は初診日(申請する疾患の症状で初めて医療機関を受診した日)の時点で判断されるため、退職後に初めて受診した場合、症状の程度によっては受給要件を満たせないケースがあるのです。

そのため、「会社を辞めてから病院に行こう」と考えている方は、必ず在職中に一度受診しておきましょう。

参照:障害年金|日本年金機構

「うつ病かも…」と感じたらありのままで受診しましょう

「病院に行くならお風呂に入ってから」「ちゃんとした服装で…」と考え、受診を先延ばしにするのはおすすめしません。

精神科や心療内科では、ありのままの状態で来てもらう方が、医師にとっても現在の状態を正確に把握しやすくなります。お風呂に入れないほど辛い状態であれば、その状態こそが診断するうえで重要な判断材料になります。

健康な人は「お風呂に入ったら気持ちいい」と感じるでしょう。しかし、「お風呂なんてめんどくさい」「入るだけで疲れる」と感じるのは、本来のお風呂の気持ちよさや楽しさをまったく感じ取れないほど、心が疲れ切っている状態です。

「こんなことで病院に行っていいのか」と迷う方も多いですが、早期受診が早期回復につながります。受診する際は、「お風呂に2週間入っていない」「朝起き上がれない」といった具体的な情報を伝えましょう。メモを持参するのもおすすめです。

まとめ:障害年金の申請は社労士に依頼するのがおすすめです

お風呂がめんどくさいと感じるのは、単なる怠けではなく、心身のSOSかもしれません。このサインを見逃さず、早めに医療機関を受診することが、回復への第一歩です。

経済的な不安を軽減できる傷病手当金や障害年金といった制度を知っておきましょう。とくに障害年金は、症状が続く限り受給できるため、長期的な安心感につながります。現在お仕事をされている方は、在職中に一度受診しておくことが大切です。

障害年金の申請は複雑で、必要な書類も多岐にわたります。自分で手続きをすることもできますが、精神疾患の場合は症状の程度を適切に伝えることが難しいケースも多いため、障害年金を専門とする社労士に相談することをおすすめします。

社労士のサポートを受けることで、受給の可能性を高めるだけでなく、手続きの負担も大幅に軽減できます。

あなたの心と体を守るために、一人で抱え込まず、適切なサポートを受けながら回復への道を歩んでいきましょう。

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障害年金の申請についてご不明な点などがございましたらどんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

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