【障害年金 ご相談事例】20歳代女性 ADHDとASDを患っている20代半ばの女性からご相談を受けました

20代精神疾患女性

ご相談内容

障害年金についての私の状況をお伝えいたします。

現在20代ですが幼少期から健康上の課題に直面してきました。

病名は自閉症スペクトラム障害と注意欠如多動性障害です。

症状は非常に若い頃から現れました。

言葉や運動に若干の遅れがあり、幼稚園の頃から1人で遊ぶことが多かったのです。

運動全般が得意ではなく、学習にも苦労し、成績は常に不振でした。

塾に通っても成績が向上せず、コミュニケーションも苦手で特に雑談ができませんでした。

その結果、孤立しやすく、いじめられることが度々ありました。

中学生の頃からは慢性的な希死念慮が私を苦しめ続けています。

高校を卒業後、就労を試みましたが、仕事の内容を覚えるのが難しく、転職を繰り返すことが続きました。

亘理町に住んでいる私は、経済的にも精神的にも厳しい状況に直面しています。

障害年金の支給を受けることができるよう支援をお願い申し上げます。

 

社労士からの回答・見解

ご相談ありがとうございます。

症状をお伺いする限り、障害年金に該当をする可能性があります。

ただし、下記がポイントとなります。

 

①初診日の証明

初めてその症状で病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

初診日が古い場合は廃院していたりカルテは破棄されていたり…という可能性もあるのでご注意ください。

その場合の証明方法は専門の社会保険労務士が詳しいです。

 

➁初診日に加入をしている年金の種類

国民年金(障害基礎年金)は障害等級が2級または1級のみになります。

 

➂実際の申請について

初めて病院に行かれた時期、障害の状態、これまでの経緯などによりケースバイケースの検討、対応が求められます。

1つ1つ整理をしながら進めていきましょう。

 

お問い合わせください

この方と同じような症状の方、条件にもよりますが障害年金の対象の可能性があります。

一度お近くの専門家までご相談ください。

当事務所の相談は無料となります。

メール、LINE、お電話(土日も対応)、いずれの方法でも結構ですのでお問い合わせをお待ちしております。

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※相談内容について専門家としてお答えするため下記の項目を最初にお聞きいたします。

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、

⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)