上咽頭癌、後遺症のある50代男性からご相談を受けました

上咽頭癌、後遺症のある50代男性からご相談を受けました

ご相談内容

私は50代の男性で、現在障害年金の申請を考えています。

 

数年前、私は突然の健康問題に見舞われました。

当時、会社員として頑張っていた時期で、厚生年金に加入していました。

しかし、上咽頭癌という診断を受け、それからというもの生活は一変しました。

 

病状は、耳鳴りや難聴という形で現れました。

静かな夜には、耳の奥から続くジージーという音が常に聞こえ、人の声をはっきりと聞き取ることができません。

これによって社会的な交流や日常生活において大きな制約を受けています。

 

さらに、立ち上がることや歩くことがとても難しくなりました。

足元が不安定で、ふらつきや倒れる危険性が増えました。

これに加えて、頭痛や手足のしびれも日常的な悩みとなっています。

文字を書くことやパソコンのタイピングも困難を極め、思考を文字に表現することができません。

 

仕事をすることができず現在は失業状態にあります。

生活費や医療費の負担はますます重くなり、不安と絶望感に苦しんでいます。

自分自身の状態を真剣に考え、障害年金の支給を希望しています。

 

これまでの長い職歴や厚生年金の加入状況をお考えいただき、私が抱える病状と生活の困難さを理解していただけると信じています。

障害年金の支給によって、少しでも安心した生活を送ることができるのではないかと願っています。

 

社労士からの回答・見解

ご相談ありがとうございます。

症状をお伺いする限り、障害年金に該当をする可能性があります。

ただし、下記がポイントとなります。

 

①初診日の証明

初めてその症状で病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

初診日が古い場合は廃院していたりカルテは破棄されていたり…という可能性もあるのでご注意ください。

その場合の証明方法は専門の社会保険労務士が詳しいです。

 

➁初診日に加入をしている年金の種類

国民年金(障害基礎年金)は障害等級が2級または1級のみになります。

厚生年金(障害厚生年金)に加入されていたご記憶がおありとのことですが、確実に裏付けを取ってから進める必要があります。

 

➂実際の申請について

初めて病院に行かれた時期、障害の状態、これまでの経緯などによりケースバイケースの検討、対応が求められます。

1つ1つ整理をしながら進めていきましょう。

 

お問い合わせください

この方と同じような症状の方、条件にもよりますが障害年金の対象の可能性があります。

一度お近くの専門家までご相談ください。

当事務所の相談は無料となります。

メール、LINE、お電話(土日も対応)、いずれの方法でも結構ですのでお問い合わせをお待ちしております。

まずはお電話か問い合わせフォーム・LINEでご予約ください

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※電話受付時間 : 年中無休9:00~18:00対応中 

※メールは24時間受付中

 

※相談内容について専門家としてお答えするため下記の項目を最初にお聞きいたします。

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、

⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)