頚椎性脊髄症の60代女性からご相談いただきました

頚椎性脊髄症の60代女性からご相談いただきました

ご相談内容

私は過去数年間、頚椎性脊髄症という病気に悩まされてきました。

会社員として働いていたため、厚生年金に加入していましたが、病気の進行により仕事を続けることができなくなりました。

 

具体的な症状は、昨年の前半に手がしびれる症状が現れました。

すぐにかかりつけの整形外科を受診しましたが、そこから総合病院への紹介状を受け、○○病院の整形外科での診察が必要とされました。

 

診察の結果、緊急手術が必要であると診断され、令和4年〇月〇日に入院しました。

手術は予定通り行われ、18日間の入院生活を送りました。

手術後、私は○○病院に転院し、〇月〇日に退院しました。

 

しかし、歩行に支障があり、胸から首、両腕、手に麻痺としびれ、痛みを感じています。

さらに、昨年の後半には家の中でバランスを崩し、左顔面を強打し、左手首を骨折するという事故に遭い、再び救急搬送されました。

○○病院での入院を経て、外傷性くも膜下出血と左手首骨折と診断されました。

 

これらの病状により、私の生活には大きな困難が伴っています。

現在は仕事をしておらず、日常生活においても多くの制約を強いられています。

歩行が困難であり、胸から首、両腕、手には常に麻痺と痛みが存在し、これによって日常の動作や家事、買い物などの日常生活に支障が生じています。

 

以前のように自由に行動することができず、常に痛みや不自由さに苦しんでいます。

特に頚椎性脊髄症による歩行障害と手の麻痺、痛みは生活に深刻な影響を与えています。

歩くことが困難であり、外出時には車椅子や杖の使用が欠かせません。

常に不安定な歩行状態であり、日常生活の移動や買い物など、些細なことでも困難を伴います。

 

また、胸から首、両腕、手に広がる麻痺と痛みは日常生活を制約しています。

日常的な動作や家事、料理、入浴など、基本的な生活行為にも困難を感じます。

物をつかむことや、日常的な手の動作にも制限があり、痛みを伴うために疲労が蓄積しやすくなっています。

 

これらの身体的な困難だけでなく、心理的な負担も大きいです。

かつての自分の能力や生活の質とのギャップに苦しみ、自己肯定感の低下や孤独感に悩まされています。

障害年金申請にあたってご協力いただけることを心から願っています。

 

社労士からの回答・見解

ご相談ありがとうございます。

症状をお伺いする限り、障害年金に該当をする可能性があります。

ただし、下記がポイントとなります。

 

①初診日の証明

初めてその症状で病院に行った日(初診日)を証明する必要があります。

初診日が古い場合は廃院していたりカルテは破棄されていたり…という可能性もあるのでご注意ください。

その場合の証明方法は専門の社会保険労務士が詳しいです。

 

➁初診日に加入をしている年金の種類

国民年金(障害基礎年金)は障害等級が2級または1級のみになります。

厚生年金(障害厚生年金)に加入されていたご記憶がおありとのことですが、確実に裏付けを取ってから進める必要があります。

 

➂実際の申請について

初めて病院に行かれた時期、障害の状態、これまでの経緯などによりケースバイケースの検討、対応が求められます。

1つ1つ整理をしながら進めていきましょう。

 

お問い合わせください

この方と同じような症状の方、条件にもよりますが障害年金の対象の可能性があります。

一度お近くの専門家までご相談ください。

 

当事務所は初回の相談は無料となります。

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたらどんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

まずはお電話か問い合わせフォーム・LINEでご予約ください

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※メールは24時間受付中

 

※相談内容について専門家としてお答えするため下記の項目を最初にお聞きいたします。

①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、

⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)

執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)