ダブルワークによる不眠からうつ病を発症し障害基礎年金2級が認められたケース

女性(30代/無職)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給金額:795,000円

相談時の状況

当初は日勤だけだったが日勤と夜勤の掛け持ちのダブルワークを始めたとのこと。 

会社からは2,3カ月の期間だけお願い、とのお話だったがずるずると1年くらい続けることとなった。

 

ダブルワーク当初より眠れない日が続き、病院に係る1週間くらい前には全く眠れない状態が続き、友達から2週間で異常に痩せたことを指摘され病院に行くことになりました。

月2回の頻度で病院に通い2週間分くらいのお薬をもらい、ただただその薬を飲んで自宅で寝るだけの生活が続いた。

 

震災により引っ越しを繰り返し環境の変化により食べては嘔吐するを繰り返し摂食障害にもなり一時体重が36kgまで落ちた。

常に肩に力が入っている感覚があり不安障害といわれることもあった。

 

生活保護を受けているが、今後の自分のこと、息子のことを考え障害年金申請を検討しており、まずは障害年金について詳しく伺いたいとのご相談でした。

 

社労士による見解

もともとダブルワークにより極度の不眠があったところに東日本大震災、祖母の死が重なり精神状態がとても不安定になったとのことです。

生活のためやむを得ず仕事をするなど、無理をすることによりさらに状態が悪化することを繰り返している状況が伺えました。

細かくヒアリングさせていただくと障害年金を申請する意味が十分にあると感じました。

受任してから申請までに行ったこと

地下鉄に乗ることが困難な中、来所いただきました。

食事や身の回りのことをご自身だけではできず、父親からサポートを受けている苦しい状況でした。

 

うつ病により集中力・注意力低下によって階段より滑り落ち足にプレートが入っている状態でしたのでヒアリングは電話で行いました。

初診日が平成21年4月、約14年前と古い点、震災や音に敏感になり転居を繰り返されていることもあり記憶を整理する点を重点的に合計6回丁寧にヒアリングいたしました。

 

また医師にご自身の症状、状態を理解されていないとの思い持たれておりましたのでこの点についても資料を作成いたしました。

結果

無事、障害基礎年金2級に決まりました

ご結婚も検討されているとのことで、ご本人より大変感謝いただきまました。

お役に立てて何よりです。

 

社労士に相談をするべき理由

 

今回も専門家である私たちが根気強くヒアリングさせていただく中で書類のポイントやご認識の穴を見つけ、それにより正しい病状を医師に届けることができ、最終的に正しい結果を勝ち取ることが出来たのではないかと考えております。

 

あなたは障害年金のルールを正しく理解されておりますか? あなたの本当の病状が医師に正しく届いていると感じておりますか? あなたの苦しい状況を正しく審査いただくため、納得できる申請書類が出来上がっておりますか?

 

障害年金の申請は初回こそが1番大事です。

 

少しでも不安がありましたら1度は無料相談を利用してみてはいかがでしょうか?

メール、LINE、お電話(土日も対応)、いずれの方法でも結構ですのでお問い合わせをお待ちしております。

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたらどんな些細なことでも構いませんので遠慮なくご連絡をいただければと思います。

 

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執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)

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