就職難により双極性障害が再発。 障害基礎年金2級が認められたケース

 

女性(20代/無職)
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給金額:795,000円

相談時の状況

「簡単1分!無料受給判定」からのお問い合わせでした。

社労士による見解

ご本人よりお話を伺ったところ、鍋に火を付けたままお風呂に入る、何かしら見ても次の日には忘れてしまうなどの危険であることは理解しているが頻繁に忘れてしまうことが分かりました。

静かな場所でも人の話している声が聞こえない、少しの物音で気が散って頭の中が騒音でいっぱいになる、何を話したいのか分からなくなるなど他者とのコミュニケーションをとることが難しいことが分かりました。

過食嘔吐したかと思えば拒食期になるなどの適切な食事が摂れていないことが分かりました。

以上のことから障害年金を申請する意味が十分にあると感じました。

受任してから申請までに行ったこと

細かくヒアリングさせていただくと、高校生時に父親の死にショックを受け不眠、引きこもり(自宅布団の中から出られない)、食事をとらない、お風呂に入らない、人と会うのが怖い、との状態があったことが分かりました。

越県した転居をされておりましたので、初診の証明に時間を要しましたが無事証明することができました。

途中別の障害により入院があり、双極性障害との関連を丁寧にヒアリングしました。

お薬の量も多くなかなか体調がすぐれず、お打ち合わせ日時の変更もあり、ヒアリング回数は合計7回に及びました。

医師に診断書の作成を依頼してもらう際は、日常生活の中でその場に適さない行動を多々とってしまうこと、その内容をご理解いただくための参考資料を作成し、ご本人から医師へお渡しいただきました。

 

結果

無事、障害基礎年金2級に決まりました。

障害年金決定のお知らせをいただくと同時にご結婚のお知らせをいただきました。

障害年金受給によって心が軽くなったとのお言葉もいただきました。

お役に立てて何よりです。

今回は記憶の曖昧さ、医師へご自身の状況が正しく伝わっていないなど、ご自身で申請した場合、正しく審査されなかった可能性があったと思います。

今回も専門家である私たちが根気強くヒアリングさせていただく中で書類のポイントやご認識の穴を見つけ、それにより正しい病状を医師に届けることができ、最終的に正しい結果を勝ち取ることが出来たのではないかと考えております。

あなたは障害年金のルールを正しく理解されておりますか? あなたの本当の病状が医師に正しく届いていると感じておりますか? あなたの苦しい状況を正しく審査いただくため、納得できる申請書類が出来上がっておりますか?

障害年金の申請は初回こそが1番大事です。

少しでも不安がありましたら1度無料相談を利用してみてはいかがでしょうか?

メール、LINE、お電話(土日も対応)、いずれの方法でも結構ですのでお問い合わせをお待ちしております。”

 

 

まずはお電話か問い合わせフォーム・LINEでご予約ください

022-343-7126

メールでお問い合わせはこちらから

LINE相談はこちらから

※電話受付時間 : 年中無休9:00~18:00対応中 

※メールは24時間受付中

執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)

関連記事

「双極性障害」の解決事例