男性(40代/無職)
傷病名:双極性Ⅱ型障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給金額:795,000円

相談時の状況

双極性Ⅱ型障害を患っている40代の息子さんについて、お父様からご相談いただきました。

社労士による見解

子供のころ、不器用なところがあったが県外の大学に無事進学し1人暮らしをしていたとのことです。

しかし大学を留年し最終的に退学してしまい、仙台に戻ってきてからは数か所でアルバイトをしたが長続きせず現在ではご自宅に引きこもっている状態とのことでした。

親しい人間がいない、家族以外では病院での人間関係に限られる点、通院やお薬を飲むことにつて自発的に行動することが困難な点、日常生活において行動のテンポがご家族と大きく隔たってしまう点などから、障害年金を申請する意味が十分にあると感じました。

 

受任してから申請までに行ったこと

仙台に戻られてから、引きこもり支援の社会福祉団体に1年4カ月通われていました。

こちらで細かいやり取りが行われたということで、詳しく内容をヒアリングさせていただきました。

仙台に戻られてから、いったん県外のお父様の実家に移りすんだり、何ヵ所かご本人が転居しているかとが分かりました。

今現在は仙台にてご家族で暮らされている状況です。

状況を把握することにお時間が掛かりヒアリングの回数は合計で5回に及びました。

通院した病院は1か所とのことでしたがお父様は病院に息子さんの病状が正しく伝わっていなのではないかとの懸念をお持ちでした。

日常生活の様子を細かくヒアリングさせていただくことによりより細かく状況を資料に落とし込むことができました。

お父様より医師へ診断書作成のための参考資料をお渡しいただけました。

 

結果

無事、障害厚生年金2級が決まりました。

一安心したが、私たちがいなくなった後の息子のことが心配である、とのお話がお父様よりありました。

当事務所ではこの点についてもサポートできますので、障害年金受給後も引き続きお付き合いさせていただいているところです。

今回も専門家である私たちが根気強くヒアリングさせていただく中で書類のポイントやご認識の穴を見つけ、それにより正しい病状を医師に届けることができ、最終的に正しい結果を勝ち取ることが出来たのではないかと考えております。

あなたは障害年金のルールを正しく理解されておりますか? あなたの本当の病状が医師に正しく届いていると感じておりますか? あなたの苦しい現状を正しく審査いただくため、納得できる申請書類が出来上がっておりますか?

障害年金の申請は初回こそが1番大事です。

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執筆者紹介

下斗米 貴彦
下斗米 貴彦
社会保険労務士 下斗米 貴彦(しもとまい たかひこ)

宮城県仙台市を中心に全国で障害年金申請をサポートしている。累計相談実績約600件(2024年6月現在)

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